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デジタル庁の事務方トップ交代 浅沼氏「生活者視点のサービス追求」
デジタル庁は26日、事務方トップのデジタル監を交代する人事を発表した。初代デジタル監の石倉洋子氏(73)が同日付で退任し、後任に同庁でデザイン部門の責任者を務める浅沼尚氏(45)が就いた。昨年9月の同庁発足から、1年に満たない異例の早さでの交代となる。
浅沼氏は民間出身で、東芝で工業デザインなどに従事してきた経歴を持つ。同庁の発足時からチーフ・デザイン・オフィサー(CDO)として、国民目線で「UI(ユーザーインターフェース=顧客接点)/UX(ユーザーエクスペリエンス=利用者体験)」を備えたシステムやサービスの具体化に向けて注力してきた。
デジタル監に就任した浅沼氏は新体制に関する記者会見で、「生活者視点のサービスをつくり、それを届けるチームをつくることが使命だ」と意欲を示した。
牧島氏は同日の閣議後会見で、浅沼氏に期待する役割について、「職員がチーム一丸となって良いサービスやシステムを提供できるように力を尽くす。そのための扇の要となってほしい」と述べた。
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デジタル庁事務方トップ、2代目にUX・デザインの専門家 同庁CDOの浅沼尚氏が就任
デジタル庁は4月26日、初代デジタル監・石倉洋子氏の体調不良による退任に伴い、2代目デジタル監として浅沼尚氏が就任したと発表した。浅沼氏はUX(ユーザー体験)の専門家として生活者の視点に立った行政サービス作りに注力するとしている。
浅沼氏はデジタル庁のCDO(チーフデザインオフィサー)を歴任しており、同庁発足時から民間人材の一人として、ワクチン接種証明アプリやマイナポータルなどのサービス作りや改善にかかわってきた。
同氏はデジタル監として、サービス作りとチーム作りの2領域に注力する。サービス作りの面では、デジタル庁のミッションである「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」に基づき、「生活者視点に立ってサービスをデザインするという考え方やアプローチ方法を庁内に浸透、定着させる」(浅沼氏)と話した。
チーム作りの面では「デジタル庁の志を共有した持続可能な組織づくりが必要」として、メンバーが十分に力を発揮できるチームの構築を目指すという。
浅沼氏は三菱UFJフィナンシャル・グループ子会社のJapan Digital Design(東京都中央区)でCXO(チーフエクスペリエンスオフィサー)を兼務する、サービスデザインとUXの専門家。これまでも、コンサルタントとして社内外にサービスデザインの提案を行ってきたという。
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