「パワプロ2022」にはこれまでのシリーズと同じく、高校野球の監督として甲子園優勝を目指す「栄冠ナイン」というモードが用意されている。やり込みがいのあるシステムで、一度ハマればやめ時が分からなくなってしまうほどだ。

ところが「パワプロ2022」の「栄冠ナイン」では、ちょっとした悲劇が待ち受けていた模様。マネージャーのビジュアルはランダム生成される3DCGで描かれているのだが、お世辞にもかわいいと言えない顔が多すぎるのだという。

実際に今作の「栄冠ナイン」をプレイした人からは、《栄冠のマネージャーの顔はなんとかならんのか?》《あのマネージャーは萎えるだろ…》《さすがに酷すぎると思う》《マネージャーの顔のデザイン、流石にイカンやろこれ》《もう終わりだよこのチーム》といった声が。マネージャーのビジュアルで萎えてしまうプレイヤーが続出しているようだ。

これまでのシリーズに登場した「栄冠ナイン」のマネージャーは、多少なり“萌える”見た目になることが多かった印象。なぜ最新作の「パワプロ2022」では、かわいくなくなってしまったのか。

そのビジュアルは年々微妙になっているとも言われており、一部プレイヤーの間では《ポリコレに配慮した》《ポリコレに屈した》という指摘も。“女子マネ=美人”という固定化されたイメージを打破する狙いがあった…とのことらしい。しかし他のゲームモードではちゃんとかわいいマネージャーが登場するので、おそらく特別な理由があるわけではないのだろう。

ちなみに前述したようにマネージャーのビジュアルは“ランダム生成”なので、場合によってはかわいいマネージャーが加入することもあるのだとか。そのためマネージャーの“顔面ガチャ”を行う人もいるようで、《栄冠ナインのマネージャーガチャ成功…でいいのかな?》《三回目のガチャでかわいいマネと投手天才と転生OBがまとめて出たのでちょっとだけ進めよう》といった報告が上がっていた。

今どきマネージャーの見た目を云々することも、「顔面ガチャ」といった言葉も時代錯誤ではあるが、「パワプロ」ファンがそうした要素にこだわっていることは確か。プレイヤーのモチベーションを保つため、場合によってはテコ入れを行った方がいいのかもしれない。
文=大上賢一

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