https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20220427/5010015659.html

八女市の工事現場で土砂崩れ 作業員ひざまで埋まるも意識あり

きょう午前、八女市の水路の補修工事の現場で土砂崩れが起き、作業をしていた男性がひざまで埋まった状態で身動きができなくなりました。
警察によりますと男性はおよそ5時間後に救出され、衰弱していますが意識はあるということです。
きょう午前11時ごろ、八女市黒木町笠原で「土砂崩れが起きて作業員が埋まった」と一緒にいた作業員から消防に通報がありました。
消防隊員らが駆けつけたところ、山間部の水路の補修工事の現場で20代の作業員の男性がひざまで土砂に埋まった状態になっていました。
警察によりますと足が工事で使う型枠に挟まって身動きができず、救助活動が難航しました。
型枠の切断などが進められ、男性は発生からおよそ5時間後の午後4時ごろに救出され、病院に搬送されて治療を受けています。
警察によりますと男性は衰弱し、足の痛みを訴えていましたが、意識はあるということです。
現場は、八女市役所から東に12キロほど離れた山間部で、警察は当時の状況を調べています。