日本維新の会は28日、夏の参院選比例代表に俳優で歌手の中条きよし(76)を擁立すると発表した。中条は国会内で記者会見し、出馬理由を「維新の会の身を切る改革に賛同した」と語った。

 政策の軸に掲げたのが高齢者支援。自身は静岡・熱海の自宅と仕事場の京都との往復生活を送っており「長く税金を払っても暮らしは良くなっていない」と主張。「皆さんが吠えさせてやろうという思いがあれば(それに応える)自信がある。国民のために命を懸けたい」と訴えた。

 選挙活動として高齢者施設でヒット曲「うそ」の歌唱を望んだが、馬場伸幸共同代表から「プロが無料で歌うと選挙違反になる」とダメ出し。配布資料には、出演した時代劇「新・必殺仕事人」のフレーズをもじり「国民の恨み晴らします」と入れた。https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0429/spn_220429_5883149181.html