28日夜、東京 大田区のマンションで40代の女性が刃物で切りつけられてけがをして、知人とみられる30代の男が部屋の中に立てこもりました。その後、男が部屋の中で血を流して死亡しているのが見つかり、警視庁は女性を切りつけたあと猟銃で自殺を図ったとみて詳しいいきさつを調べています。
28日午後10時半ごろ、東京 大田区のマンションで「女性が刃物で刺されて男が暴れている」と119番通報がありました。
警察官が駆けつけたところ40代の女性が腕にけがをしていて救急車で病院に運ばれて手当てを受けていますが、意識はあるということです。
捜査関係者によりますと、このマンションの3階に住んでいる女性の知人とみられる30代の男が部屋の中に立てこもり、その後、猟銃を発砲したような音が2回したということです。
警察官が呼びかけても応答がないため29日午前2時半ごろに部屋に入ったところ、男が頭から血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警視庁は男が女性に切りつけたあと猟銃で自殺を図ったとみて、詳しいいきさつを調べています。
現場は京急蒲田駅から1キロほど離れた住宅街で、周辺には規制線が張られ多くの警察車両が集まり、防弾チョッキを着た捜査員が慌ただしく出入りしていました。
また警察官がマンションの住民などに避難を呼びかけ周辺は一時騒然となりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220429/amp/k10013604981000.html