政府はこれまでの新型コロナウイルス対策を検証する有識者会議を5月に設置する方針を固めた。メンバーは8人で、自治医科大学の永井良三学長や社会学者の古市憲寿氏、ボストン・コンサルティング・グループの秋池玲子氏らで構成する予定。政府関係者が明らかにした。

 有識者会議では、新型コロナ感染の拡大以降の取り組みやワクチン接種の経過を検証。感染症法や新型インフルエンザ特措法などの関連法を整理し、今後の対策の方針を検討する。6月までに結論を出す見通し。28日にも新型コロナ対策担当の山際大志郎経済再生担当相が発表する。【中村紬葵】

https://mainichi.jp/articles/20220427/k00/00m/040/359000c