『R-TYPE TACTICS』『R-TYPE TACTICS II』リメイク版開発が正式決定。オンライン対応も示唆
株式会社グランゼーラは4月28日、公式生放送「グランゼーラの集い２」を配信。
このなかで、『R-TYPE TACTICS』と『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』のリメイク版を開発中であることを正式発表した。対応プラットフォームや発売時期は未定。
オリジナル版の『R-TYPE TACTICS』は2007年に、『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』は2009年に、ともにPSP向けに発売された作品だ。
アイレムの横スクロール・シューティングゲーム『R-TYPE』シリーズの世界観をベースに、戦略シミュレーションゲームにゲームジャンルを変えて制作された。
『R-TYPE TACTICS』では人類とバイド帝国との戦いをテーマとし、プレイヤーは指揮官として地球軍を率いる。
地球上空や宇宙空間、惑星上などのステージにて、R-9シリーズをはじめとする戦闘機や、補給機であるPOWアーマー、また戦艦や輸送艦など、多種多様なユニットを展開しミッションクリアを目指す。
続編『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』では、地球軍から分離構成されたグランゼーラ革命軍が新たに登場。人類同士の戦いが描かれることとなった。
今回番組に出演したグランゼーラのチーフクリエイター九条一馬氏によると、リメイク版を同社が開発することについては“結構電撃的に決定”したという。
対応プラットフォームや発売時期、価格などの詳細は現時点では何も言えないものの、オリジナル版も手がけた九条氏は、その嬉しい気持ちをファンに伝えたくて、今回の放送にて発表することにしたそうだ。
『R-TYPE TACTICS』と『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』のリメイク版は、この2本をセットにした作品としてリリースされる。また、何らかのプラスアルファ要素が収録されることも明らかにされたが、その内容については伏せられた。
ただ、番組後半におこなわれた質問コーナー（54分13秒あたりから）のなかで九条氏は、オンラインプレイへの対応を、プラスアルファ要素のひとつとする考えを示している。
オリジナル版では、アドホック通信での2人協力・対戦プレイに対応していた。同氏は、「（リメイク版で）オンライン通信をやれなかったら意味ないやん？っていうぐらい大事な要素だと思っています」「これは何があっても入れたい」とコメント。
マルチプレイ要素についても、現代の仕様に合わせてリメイクされることになるようだ。このほかの詳細については、今後の続報を待ちたい。
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