国連事務総長が滞在のキーウ攻撃、ロシア認める「長距離精密兵器で」

ロシアが侵攻するウクライナでは28日から29日にかけて、グテーレス国連事務総長が滞在する首都キーウ(キエフ)にミサイルが着弾するなど各地で爆撃が相次いだ。

キーウへの攻撃について、ウクライナのゼレンスキー大統領は「(グテーレス氏との)会談が終わった直後に5発が飛来した。これは国際機関に対するロシアの本当の態度を物語っている。国連や、国連が象徴する全てのものをロシア指導部が辱めようとしていることを示すものだ」と批判した。

ロシア国防省は29日の声明でキーウへの攻撃を実施したことを確認した。使用したのは、航空機発射型の「長距離精密兵器」とし、標的はロケットや宇宙関係の工場だったと主張した。
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