痴漢加害者が語る“達成感と支配欲” 再犯防ぐ認知行動療法とは
「見ず知らずの人だし、触るくらいいいだろうと。女性が傷つくなんて全く考えませんでした」
これまで2000人近い女性に痴漢行為をしてきたという人物のことばです。
Q.痴漢は性暴力にも関わらずなぜしようと思ったのか?
「一番最初にやった時はちゅうちょしていたと思います。自分の中で『絶対ダメだ』と。
でも、触りたい欲求が勝ってしまって、一回だけなら大丈夫かもしれないと。
女性が悲鳴をあげることや、やってはいけないことをやるスリル、見つかるか、見つからないかというスリル、
そこから始まったのかなと思います。
その後は葛藤や悩み、うっぷんを痴漢で解消するようになりました。
彼女が欲しいけど、うまくいかなかったことは大きいですね。
婚活をしていましたし、普通にお見合いの場も経験したのですが、なかなかうまくいかなかった。
そこで落ち込んじゃって、落ち込みを解消するために、好みの女性を見つけて痴漢行為をする。
あとは、職場の対人関係がうまくいかないなどで悩んだときに、その解消の1つとして使っていました。
不安やモヤモヤが蓄積された時に、スカッとするために痴漢をするケースが多かったです」
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20220428a.html