ソロモン諸島首相、AUKUS発表で豪州政府を痛烈批判
https://www.9news.com.au/national/manasseh-sogavare-scott-morrison-solomon-islands-pm-australian-government-aukus/fcd452bf-c32b-4e36-8c15-fe881a96f38f
ソロモン諸島の首相は、オーストラリアのスコット・モリソン首相がAUKUS安全保障条約を発表した際、首相を盲目にしたと批判している。
ソガバレ首相は国会で、この条約について「メディアで知った」と述べ、
モリソン首相から直接相談を受けるべきだったと主張した。
ソガバレ氏は、モリソン氏は条約を公表する前に、太平洋諸国の中でも特にソロモン諸島と話し合うべきだったと述べた。
「太平洋の家族の一員として、ソロモン諸島と太平洋のメンバーは、
このAUKUS条約が太平洋の海域で原子力潜水艦を許可することによって太平洋の家族に影響を与えるので、
透明性を確保するために協議されるべきだと期待される」と、ソガバレ氏は言った。
「オーストラリアは主権国家であり、透明性があろうとなかろうと、締結したい条約を締結できることは承知している。
オーストラリアは主権国家であり、透明性があろうとなかろうと、どんな条約でも結ぶことができる。
「オーストラリアが AUKUS に署名したとき、議長、私たちは、この条約が私たちにもたらす影響について、
芝居がかったことも、ヒステリックになったこともありません。
「オーストラリアの決断を尊重したのです。」
モリソン氏はこのコメントに対し、AUKUS条約についてソガヴァレ氏と話をしたと述べた。
「発表の翌日、私は首相と会話を交わしたが、その際、何の問題も提起されなかった」と述べた。
「しかし、時が経ち、新たな関係が築かれるにつれ、ソロモン諸島の首相の見解には明らかに他の影響があることは明らかです」。
AUKUSは、昨年9月に発表されたオーストラリア、英国、米国間の安全保障条約で、オーストラリアは原子力潜水艦を取得することになっています。
ソガバレ氏はまた、昨年末のソロモン諸島での暴動を封じ込めなかったことについてもオーストラリアを批判した。
モリソン氏は、オーストラリアは暴動に対して迅速に対応し、国防軍兵士を太平洋諸島に派遣したと述べました。
「昨年末にソロモン諸島への支援を要請された際、我々は直ちにそれを行いました。
「オーストラリア軍兵士は、昨年のクリスマスに家にいることなく、ソロモン諸島の平和と安定を支援しました。」