世界のスマホ出荷台数、1~3月は8.9%減 米IDC調べ
モバイル・5G
米調査会社IDCは2022年1~3月の世界のスマートフォン出荷台数が前年同期比8.9%減の3億1410万台だったと発表した。消費者の購買意欲が後退し、3四半期連続で減少した。上位メーカーのシェアの順位に変動はなかったが、2位の米アップルだけが出荷台数を伸ばした。
地域別では世界の出荷台数の約半分を占めるアジア・太平洋地域が12.3%減少した。インフレの進展や新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退への懸念から、特に中国の消費者心理の悪化が目立ったという。
アップルをはじめとする有力メーカーがウクライナ侵攻後にロシアでの製品販売を停止したことで、両国を含む中東欧地域の出荷台数は20%近く減少した。同地域の出荷台数は世界全体の6~7%を占める。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN300G00Q2A430C2000000/
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