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魚津水族館で「バイ」の生態や漁法などを紹介する企画展

 富山湾で古くから盛んに漁が行われている貝「バイ」の生態や伝統の漁法などを紹介する企画展が、魚津市の魚津水族館で開かれています。

 企画展は、富山とも深い関わりがある貝「バイ」について、詳しく知ってもらおうと魚津水族館が開きました。

 水槽には「オオエッチュウバイ」や「カガバイ」など富山湾の水深1000メートル前後の深海で捕れる「エゾバイ」科の4種類が展示されています。

 なかには、たくさんの卵が入った「卵のう」を付けた個体も見ることができます。

 また、バイの漁法について紹介する展示もあり、富山県東部が、深海にいるバイを捕るためにかごを使う「バイカゴ漁」の発祥の地であることや、
詳しい漁法などついても紹介されています。

 企画した魚津水族館の木村知晴飼育員は「食べたことがあっても生きた姿を見たことがある人は少ないと思うので、
意外と奥深いバイの魅力を知っていただきたいです」と話しています。
 
 この企画展「魚津のバイ展」は5月31日まで開かれています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20220501/3060010311.html
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