「相対性理論」はわかるけど 学校の宿題は難しい
2022年5月2日 11時45分
智くん(仮名)
「新幹線の中に光の往復で時を刻む時計があったと仮定します。一方、地上にも同じ時計を置いている。新幹線が走り出すと速度の条件が変わりますよね。この時、外から見ると新幹線の時計の光がずれて往復しているように見える。しかし光の速度は変わらないという原理をもとに考えると、外側からは新幹線の時計のほうが、時間がゆっくり進んでいることになる」
私(記者)の理解が追いつかないスピードで、すらすらとよどみなく話す様子に驚かされました。
後日、専門家に確認したところ、智くんは相対性理論について正しく理解していることが分かりました。
知能検査の結果、智くんは「言語理解」に関する分野でIQ(=知能指数)が150。難解な理論や文章の読解に優れた能力があるといいます。
このほかにも量子力学の専門書を読んだり、プログラミングを学んで自分でゲームを作ったりしているという智くん。
自宅の本棚にはずらりと本が並び、そのほとんどを読んでしまったといいます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220502/K10013597491_2204251239_0425165659_01_04.jpg
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