Heroic ‘Ghost of Kyiv’ fighter doesn’t actually exist, Ukraine admits
https://nypost.com/2022/05/01/heroic-ghost-of-kyiv-fighter-doesnt-actually-exist-ukraine-admits/
キエフの幽霊は神話であることを、ウクライナ当局が週末に認めた。
先週、いくつかの報道機関が、伝説的で謎めいた英雄的戦闘機パイロットを、最近ロシア軍との戦闘で死亡した29歳の父親と断定した後、軍当局は土曜日に、そんな人物は存在しないことを認めたのである。
"キエフの幽霊はスーパーヒーローの伝説であり、そのキャラクターはウクライナ人によって創られた!"
ウクライナの空軍司令部はフェイスブックにこう書き込んだ。
この英雄は、3月13日に「圧倒的な」数の敵軍と戦っている最中に撃墜されるまで、40機ものロシア軍機を撃墜したとされていたと、ロンドンのタイムズ紙は報じていた。
タイムズ紙は、ウクライナの戦争の英雄とされる人物をステパン・タラバルカ少佐と名乗った。
しかし、タラバルカは戦争の英雄ではあったが、「ゴースト」ではない。そんな人物は存在しなかったからだ、とウクライナ側は言う。
ウクライナの英雄ステパン・タラバルカは『キエフの亡霊』ではないし、40機の飛行機を撃墜したわけでもない」と同国の空軍司令部は述べた。
その代わりに、この呼び名はウクライナの英雄的な戦闘機パイロットの総称である、と軍当局者は述べた。
"#GhostOfKyiv は生きている。
キエフとその地域の防衛に成功している戦術航空旅団の優秀なパイロットの集団精神を体現している」と司令部はツイートした。
ウクライナ政府はこれまで、勇敢で特に目標に到達した一人の戦闘機パイロットの神話を作り上げ、永続させる上で重要な役割を果たしてきた。
「人々は彼をキエフの亡霊と呼んでいる。そして当然、そうだ」
と政府は2月、謎の人物とされるパイロットについてツイートし、「すでに侵略してきたロシア機にとって悪夢となった」と述べた。
しかし、「ゴースト」の証拠とされる映像がゲーム機のものであることが判明するなど、「ゴースト」が実在するのかどうか、疑問視する声も少なくない。
また、「MiG-29 Fulcrumに弾薬はないだろう」という指摘もあった。
しかし、多くの人がこの謎めいたパイロットを祝福している。
「真実かどうかは別として、これは今レジスタンスに必要な感動的な物語だ」と、あるユーザーはTwitterで述べた。