ウクライナを救えず「月曜日のたわわ」に目くじらを立てる国連はヒマなのか

大半の日本人にとって巨乳漫画の広告掲載などどうでもいい問題
2022.4.30(土)

山本 一郎

 日経新聞に、巨乳の妙齢女性の日常を描いた漫画「月曜日のたわわ」の広告が掲載されました。この問題では、おなじみのハフポストが焚きつける形で
UN Women(国連女性機関)が日経新聞に抗議。話がどんどん大きくなったのはみなさんご承知の通りです。漫画による表現の自由と、女性の権利拡大
という正義がぶつかる局面になったわけです。

 この問題は今に始まったことではありません。過去にも、オタクだけのものだった萌え絵表現が公共の場で広告・広報に使われ、炎上した事案がありました。
「温泉むすめ」から「宇崎ちゃんは遊びたい!」まで、交通機関や温泉といった人の目に触れる場所に掲載された萌え絵や巨乳は、枚挙にいとまがないほどの
緊張関係を生みだしています。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69931