大阪市淀川区で4月、弁当店で働くベトナム人の女性が殺害され、金を奪われた事件で、上の階に住む男が去年店から金を盗もうとしたとして再逮捕されました。
窃盗未遂などの疑いで再逮捕された山口利家容疑者(59)は去年12月、自身が住む建物の1階にある弁当店に侵入し、金を盗もうとした疑いがもたれています。
山口容疑者は4月、弁当店のアルバイトでベトナム国籍のヴォ・ティ・レ・クインさん(31)の首を絞めて殺害し、現金約2万6000円を奪ったとして、強盗殺人などの罪で起訴されています。
4月、警察の捜索で、山口容疑者の部屋から弁当店の防犯カメラ映像が見つかり、去年12月に山口容疑者が店に侵入していたことが発覚。
山口容疑者は警察の調べに対し「金に困っていた。(去年)泥棒に入って店に金を置いていないとわかっていたので、今回は店員を襲ったほうが手っ取り早いと考えた」と供述しているということです。
捜査関係者によりますと、山口容疑者は「店長に言われているから貴重品を持ってきて」とヴォさんを店から誘い出したということで、警察はヴォさんが1人の時間を狙ったとみています。https://news.yahoo.co.jp/articles/00ac131b4d8174699484e7eae0e94aaf61a173f6