佐那河内村がメアド流出 「BCC」と「TO」間違え

 徳島県佐那河内村は3日、村のニュースや話題を提供する定期メール便「佐那河内ふるさと便り」を137人に一斉送信した際、全員の名前とメールアドレスが閲覧できる状態になるミスがあったと発表した。村は全員にメールや文書などで謝罪した。

 村によると、2日午後7時50分ごろ、住民税務課職員が、村外に住むゆかりの人を住民として登録する「ふるさと住民票」を持つ137人にメールを送った。村では個人情報保護のため、一斉送信する際に全受信者のアドレスが表示されない宛先「BCC」を使うが、誤って全員分が閲覧できる「TO」で送った。うち6人は送信できなかった。

 3日午前に受信者1人から連絡があり、ミスが判明した。村は再発防止に向け、全職員を対象に研修を行うほか、個人情報を扱う際の複数人でのチェックを徹底する。同課は「このような事態を招いたことを深く反省し、再発防止に努める」としている。

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