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北区の駅ごとの賃貸相場はいくら? 「十条」「滝野川一丁目」「飛鳥山」の賃貸が割安傾向!
北区の駅ごとの賃貸相場はいくら? 北区内にある各駅周辺の賃貸物件の平均賃料と、1㎡あたりの賃料(平米単価)を調査し、賃料が安い順にランキングを作成した。北区内だと、どの駅の賃料が安いのだろうか
北区はその名の通り、東京23区の北部に位置し、北は荒川を隔てて埼玉県へと隣接する。
鉄道は主に東京メトロ南北線とJR埼京線、京浜東北線が南北に走り、都電荒川線や都営三田線などの複数路線が都心方面から乗り入れている。
北区には、緑豊かな公園がいくつか存在する。JR埼京線浮間舟渡駅前に広がる都立浮間公園は、豊かな自然が美しい公園だ。園内の約40%を占める浮間ヶ池のほとりにある風車が印象的。釣りを楽しむ人々の姿も見られる。
北区屈指の繁華街である赤羽で有名なのが、赤羽一番街商店街である。個性的な居酒屋や総菜店などが所狭しとひしめき、そのディープな魅力が人気を集めている
では、北区内で平均賃料が安い駅はどこなのか見ていこう。
平均賃料、平均専有面積:2009年から2020年までの賃貸取引データから算出。
1㎡あたりの賃料:取引のある賃貸物件の平均賃料を平均専有面積で割り出して算出。「王子神谷」と「赤羽」など、複数路線にまたがる接続駅については同一データの別駅としてランキングを作成。
1位:十条駅(平均賃料76,244円)
2位:滝野川一丁目駅(平均賃料77,850円)
3位:飛鳥山駅(平均賃料81,511円)
4位:東十条駅(平均賃料81,602円)
同率5位:王子神谷駅、赤羽駅(平均賃料83,204円)
全体的に地域や路線に偏りはなく、北区は広範囲にわたって比較的賃料が安い結果となった。いずれの地域ものどかな住宅街が広がり、ファミリーで住むのに適したエリアといえる。
第3位の飛鳥山駅には、桜の名所として有名な飛鳥山公園がある。広大な敷地に600本を超える桜が植えられ、春には多くの花見客が訪れる。
平均賃料が最も安いのは、十条駅 北区で平均賃料が最も安い駅は、JR埼京線の「十条」駅だった。平均賃料は77,532円。
十条駅は、乗り換えなしでJR池袋駅まで6分、JR新宿駅まで12分と圧倒的なアクセスの良さが利点だ。
十条駅北口には、十条銀座商店街をはじめ、3つの商店街がある。地元住民から愛される活気のある商店街で、リーズナブルな総菜店が人気。十条に住んだら、休日に商店街で食べ歩きを楽しむのもいいだろう。
駅周辺には、遅い時間帯まで営業するスーパーマーケットやドラッグストアが多く、生活利便性は高い。一人暮らしをするなら、夜まで明るい大通りの近くの物件を選ぶのがおすすめだ。
㎡単価で割安だったのは、梶原駅 北区で1㎡あたりの平均賃料が2番目に割安だったのは、東京さくらトラム(都電荒川線)の「梶原」駅だった。1㎡あたりの平均賃料は2,524円。
梶原駅周辺には、梶原銀座商店街を中心に閑静な住宅街が広がっている。商店街はほどよいにぎわいがあり、都電荒川線をモチーフにしたお菓子やおもちゃは観光客にも人気だ。商店街の他にスーパーマーケットやドラッグストアが充実しているため、日用品の買い物に便利である。
平均賃料が最も高額だったのは、田端駅 北区で平均賃料が最も高いのは、JR山手線・京浜東北線の「田端」駅。平均賃料は94,340円だった。
山手線の駅だけあって、どこへ行くにもアクセスは抜群だ。山手線内でこの平均家賃はかなりリーズナブルで、穴場といえるだろう。
田端駅には商業施設のアトレヴィ田端があるほか、スーパーや外食チェーン店がそろっていて便利。また、駒込方面へと歩くと、食料品店を中心に50店舗以上の商店が軒を連ねる田端銀座商店街がある。
周辺には、戸建てやマンションが立つ閑静な住宅街が広がっており、落ち着いて暮らしたい人にとって魅力のあるエリアだ。