子どもの人口、41年連続減 1465万人で最少更新―総務省

 「こどもの日」に合わせて総務省が4日発表した15歳未満の子どもの推計人口(4月1日現在)は、前年より25万人少ない1465万人で41年連続の減少となった。比較可能な1950年以降で過去最少を更新。少子化が進んでいることが改めて裏付けられた。

内訳は男子が751万人、女子が715万人。総人口に占める子どもの割合は11.7%で48年連続で低下した。

3歳ごとの年齢区分では12~14歳が323万人、9~11歳が313万人、6~8歳が301万人、3~5歳が278万人、0~2歳が251万人と年齢が低いほど子どもの数も少なくなっている。

推計時点は異なるが、国連人口統計年鑑(2020年版)などによると、子どもの割合は人口4000万人以上の35カ国の中で日本が最低。次いで韓国の11.9%、イタリアの12.9%の順だった。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2022050400493&g=pol