子どもと気がねなくお出かけできるよう、子連れ専用のスペースを設ける鉄道会社が増えてきた。子連れで利用する人たちの声に後押しされた形で、選択肢が増えたことは歓迎されている。一方で、前向きな受け止めばかりでもないよう。何が変わりつつあるのか。

「『泣いたらどうしよう』という心配がいらない!」。こんなうたい文句で販売中のJR東海の「お子さま連れ専用車両」を巡り、ツイッターで3月、ちょっとした論争が起きた。「迷惑をかけないかと気がねをしないで済む」と歓迎の声の一方、子連れの側が「隔離」されているようだ、と疑問の声があがったのだ。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ52641LQ4VULEI006.html?iref=sptop_7_06