生物学的に「カニ」ではない? カニの王様・タラバガニの不思議
タラバガニは、その大きさや食べ応えなどから「カニの王様」と呼ばれています。英語でも“王様のカニ”という意味で「キングクラブ」と言います。
大きいものになると、両脚を広げた場合は1m以上にもなります。
「タラバガニ」という名前は、オホーツク海など魚の「タラ」が獲れる場所、つまり「タラバ(鱈場)」に生息していることから付いたとされています。

そんなタラバガニですが、実はカニではなく「ヤドカリ」の仲間だそうです。しかし、見た目がカニに似ていることから、
一般的には「カニ」として扱われています。

ズワイガニなど、カニの仲間とタラバガニを見比べた際、脚の本数が違います。
ズワイガニなどのカニの場合、ハサミと脚の部分を左右それぞれ合わせると、全部で10本あります。

それに対して、タラバガニの場合は「8本」です。脚の数が2本少ないのだとか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/44fe7dc12dae156dd4d58c8710e3e9df5fa4be9a