マリウポリ包囲のロシア軍、大半の兵士がドンバスへ北上 米国防総省 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル
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米国防総省の高官は4日、ウクライナ南東部マリウポリで続く攻防戦に、ロシア側が約2千人規模の兵力を投入しているとの見解を明らかにした。
一方、当初はマリウポリ包囲に加わっていた残りの数千~1万人ほどの兵士は北上し、東部ドンバス地方での戦闘に転戦しているという。


 ロシア軍は3月上旬にマリウポリを包囲して以降、数千~1万人規模の兵士を投入して制圧に向けた攻勢を強めていた。だがロシア軍は4月21日に、マリウポリを「掌握した」と宣言。
現在は2千人の兵士が残り、製鉄所「アゾフスターリ」で抵抗を続けるウクライナ軍との戦闘にあたっている。ここには正規のロシア兵に加え、チェチェン人の兵士も含まれるという。