一方で友達やファミリーで楽しむ人達でもあえてキャンプで車中泊をする人も増加傾向にあるといいます。

 ファミリーキャンプを楽しむA氏は「コロナ禍になったことで密を避ける意味もあり、キャンプを始めてみました。ただ、テント設営などは慣れないと大変なことや、車中泊であれば寝るときは快適なこともあり、キャンプ場でも寝るときは車中泊をしています」と話しています。

 このような状況について、中古車販売の担当者は次のように話しています。

「最近では、キャンプや車中泊をしたいという人は確かに増えています。

 実際にSUVのRAV4やランクルプラド、CX-8、ミニバンのシエンタやフリード、デリカD:5などが人気です」

 キャンプ場における車中泊について、山梨県に位置するキャンプ場の管理人は以下のように話します。

「最近は、テントを張らずにタープだけを設営して、焚き火や料理までは外で楽しまれたあと、消灯したら車内で就寝される人も少なくありません。

 また、SUVなどの乗用車だけではなく、レンタルのキャンピングカーで来られるお客さまも増えています」

  テントの設営は労力のかかる作業です。そのテントのなかで快適に就寝するとなると、それなりの装備も必要になってくるといえます。

「比較的設営の簡単なタープで焚き火や火を使って作るキャンプ飯を楽しんだあとに車内で眠るのが、手軽にキャンプを楽しみたい人にとって1番効率が良い方法となっているのでしょう」(前出のキャンプ場管理人)

https://news.yahoo.co.jp/articles/6203563478b4fa71975306f0b847eacaee39fd62