ウクライナ侵攻の作戦中に沈没したロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」をめぐり、複数の米メディアは5日、ウクライナ軍による攻撃に米国が提供したインテリジェンス(機密情報)が用いられたと報道した。米国のインテリジェンスが、ウクライナによるロシア軍将校の殺害に用いられたとの報道も出ている。

 米国は先月沈没した「モスクワ」について、ウクライナの対艦ミサイル「ネプチューン」2発が命中したと分析してきた。米NBCの報道によると、米政府関係者は、米国がウクライナによる「モスクワ」の位置確認を助け、その後、攻撃が行われたと明らかにした。ただ、米国はウクライナが「モスクワ」を標的とするとは事前に把握していなかったという。
朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/dbb8ab38cdf9d00f691923a92c1e9eb4f49b4421