(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、英国のジョンソン首相と「民間人への砲撃」を防ぐための兵器の必要性について話し合った。

英首相官邸の発表によると「両首脳は戦況と、民間人への砲撃を防ぐための長距離兵器の提供などウクライナ軍が必要とするものについて協議した」という。

兵士や市民がロシアの攻撃から身を守るために数週間にわたって避難している南部の都市マリウポリのアゾフスターリ製鉄所は今週、砲撃を受けている。
分離したドネツク人民共和国(DPR)政権の内務省からの映像がアゾフスターリ製鉄所のものであることをCNNは確認した。CNNの分析では、今週に入ってから被害が出ている。

ジョンソン氏はまた、英国が戦争犯罪の証拠集めでウクライナを支援するという約束を繰り返したと発表にはある。

両首脳は最後に、今週初めに行われたジョンソン氏のウクライナ議会での演説について意見を交わした。ゼレンスキー氏は、ジョンソン首相に感謝するとツイートしていた。
英首相官邸の発表によると、ゼレンスキー氏はジョンソン氏に対し「英国のウクライナ支援の重要性を示す心からのものだった」と述べたという。

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