エバラ食品工業・森村剛士社長 「ファン」の声に耳澄ませ
新型コロナウイルス禍で自宅で過ごす時間が増えたことに伴い、内食需要が高まっている。焼き肉のたれや鍋物調味料を販売しているエバラ食品工業(横浜市西区)の2021年3月期連結決算は、家庭用商品の売り上げが好調で過去最高益を記録した。同社の森村剛士社長に、さらなる需要獲得に向けた戦略などを聞いた。

エバラ食品・森村社長
 ─「黄金の味」をはじめ、数々のヒット商品を販売している。

「創業から皆さまに支えられてきた。調味料は引き立て役。焼き肉やすき焼きなどの必需品として、思い出に残る瞬間に皆さまのそばにいたい。食シーンの提案には力を入れているが、コロナ禍だからこそ、家族の絆づくりに役立ててもらいたいとの思いが強い。これからも愛される商品を届けたい」

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