だんじり巡行のための交通規制に激高して警官に暴行したとして、兵庫県警東灘署は6日、公務執行妨害の疑いで神戸市東灘区に住む会社員の男(33)を逮捕した。同署の調べに男は「間違いありません」と容疑を認める一方、「なんでだんじりのためにこっちが我慢せなあかんねん」などと不満を漏らしたという。

 逮捕容疑は5日午後8時すぎ、同区住吉宮町3の市道にバイクで進入しようとした際、だんじり巡行の交通整理に当たっていた同署交通課の男性巡査長(37)の胸ぐらをつかんだ疑い。

 同署によると現場近くの「本住吉神社」では当時、春祭りの一環で8地区の宮入りが行われており、神社から国道2号を挟んで南側の市道では宮入り前のだんじりが待機していた。そのため国道からの車両の進入が禁止されていたが、男は「そこに家があるから通らせろ」と主張し、バイクで通り抜けようとしたという。巡査長が職務質問し、バイクのエンジンを切ったところ男がつかみかかった。

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