アフリカで食料危機懸念 ウクライナ侵攻で食料高騰、貧困層直撃

ロシアによるウクライナ侵攻で、アフリカで食料危機や貧困が深刻化する恐れが出ている。穀物やエネルギー価格が世界的に上昇し、
貧困層の生活を直撃しているためだ。サブサハラ(サハラ砂漠以南)のアフリカでは、食料不足に陥る人が約3000万人増えるとの試算もあり、国際機関などが支援を求めている。

 「パンや小麦がないと不満を言うなら、キャッサバ(アフリカなどで栽培される低木。根の部分のイモが食用になる)を食べてください。
私はパンは食べません」。ウガンダの地元メディアによるとムセベニ大統領は1日、国民向けの演説でこう述べた。

https://mainichi.jp/articles/20220506/k00/00m/030/202000c