手塚治虫の欠番マンガ「ながい窖」が韓国の掲示板で紹介されてしまう。韓国のウヨ「手塚はアカ!」 [605031433]
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手塚治虫氏が、戦後の日本社会を背景に、在日朝鮮人(帰化朝鮮人)の大企業専務の男を主人公に据え置いて物語を描いていく。
その主人公は、戦時中の辛酸を舐め続け、その苦難を乗り越えて幸福な人生を送っているが戦時中の出来事が今でもトラウマになっているほど尾を引いていて、
その苦悩・葛藤に苛まれる人間的心理行動を描いていく「非常に重い話」をテーマにしている。
フィクション作品であるとはいえ、当時の在日朝鮮人の事情を垣間見ることができる貴重な資料と言えるのだが、
内容が内容なだけに初期に発行された文庫本『空気の底』の下巻にしか掲載されておらず、
後に新装された上下巻を1巻にまとめた文庫本では封印作品扱いになってしまった。
あらすじ
大企業の専務取締役である主人公・森山尚平は、部下にも慕われるほどの善人であり、妻子にも恵まれ家庭環境も良好なもので充実した日々を送っていた。
しかし、実は森山は「趙」という名の朝鮮人であり、帰化して日本国籍および日本名を取得していた事実があり、そのことによって差別や迫害を恐れ、周囲には隠していた。
第二次世界大戦中、日本軍に地下壕(ながい窖)を掘らされ、そこでのむごい扱いを受けていた。
加えて、自身が朝鮮人の血を引いており、戸籍上朝鮮人であったことが深いトラウマとなっており、部下に朝鮮料理や焼肉屋に誘われるだけで眩暈を起こしたり、
永住権を取得した朝鮮人を、自分がそうだと思われたくないがために会社の面接で落としたほどである。
ある日、夜の街で戦時中に辛苦を共にした親友で在日同胞の朝鮮人・金文鎮と再会。それに喜んだ2人は酒を酌み交わすが、金からある頼み事をされる。
「妻の親戚にあたる除英進を匿って欲しい」と森山に持ちかけたのだ(※本来は「徐」が正解だが、便宜上は「除」で表記する)。
その除という男は、生き別れの母親との再会を望み、日本へ密入国と強制送還を繰り返しており、今回はついに入管から脱走したのだった。
森山は拒否するが、金から「除は北朝鮮から来た」という事実を突き付けられ、さらに拒否する。だが、最終的には同胞のよしみによって森山は折れ、除を暫く匿うことになる。
森山家で匿われた除は、自身が日本に来た目的である「母親との再会」を話し、その親を想う心に、森山の娘である亜沙は惹かれていく。
むろん、森山自身はこれを不快に思っていた。森山は朝鮮語が話せない(話せなくなった?)上に、森山の子供も話すことができない。
その前で日本語が話せないために朝鮮語を介す除に対して、森山は苛立ちを募らせていた。
除は、亜沙の協力によって除の母(オモニ)が見つかる。しかし、除の母が務めているといわれる託児園に近づくと、除を捜査していた刑事が待ち伏せしていた。
そこからひたすら逃亡する2人は、トラックの前に飛び出してしまい、非業の死を遂げてしまう。
その訃報を聞いた森山夫妻は、遺体の搬送先の病院の霊安室に駆けつける。検視官から森山の娘であるかどうか確認を取るが、悲嘆にくれる妻に対し、
森山は涙一つ流さずあろうことか「知人の娘」だと嘘をついたのだ。そのことに対して亜沙の弟・久は、そこまでして「帰化朝鮮人であること」を隠す父親を許さず、
「亡くなった姉はきっと、なぜ自分を娘だと呼んでくれなかったのか?」と泣いていると非難する。それに対して森山は激昂するが、それが同時に久の逆鱗に触れ、
父親への反抗心および「朝鮮民族としてのアイデンティティ」が覚醒し、朝鮮高校への転入を強固に決意。
久は「朝鮮民族と日本人とはある程度理解しあってる」からこそ堂々と朝鮮人だと名乗るべきだと考え、朝鮮学校で朝鮮語および「愛国教育」も受けていくが、
やがて久は朝鮮人を周囲に名乗ることで日本人の不良から言い掛かりをつけられ袋叩きにされ生死を彷徨う。
久が搬送された病院からの知らせに、森山は亜沙が死んだときと同じように「息子ではないと」と涙ながらに嘘をつくも、
久を袋叩きにした不良の通う学校の校長に責任を追及するも、先述の除と亜沙の死などの無責任な対応の仕方が仇となり、校長から森山の出自を見抜かれ、
「朝鮮人が1人、2人殴られたぐらいで調べられるか!」、「そのことで責任もてだなんて冗談じゃない!」 と突っ撥ねられ、
とどのつまりには「なんならあなたの会社へ電話してあなたの素性をバラす」と脅される。
そのことで遂に森山は自暴自棄になって開き直り、「かけるならかけろ!! 私はやましいことはない」、「わしは朝鮮人だ! それがなぜわるい!!」と、
主人公にとって救いようのない結末で物語は終わる。 漫画を現実社会の資料にする日本人の悪い癖が出てるね 森
山
尚
平
左右対称って大昔からやってたのかw >>2
親父が差別的に書かれてるからNGってことか
いい話なのにな まあでもこれフィクションとは言え当時の世相そのままだよな
朝鮮人相手ならなにやっても警察は見て見ぬふりだった
朝鮮学校や部落の柄が悪いのって自衛するためだし あらゆるジャンル書いてたから
こういうのも書いてたろうなと
それにしても重いw これがなんで絶版なのか
在日はむしろ絶版にしたこと抗議しろよ 昔の家ってこういうヤシの木みたいの生えてる絵多いよな あらすじだけでヤバさが分かる
手塚自身にタブーはなかったんだろうけどこれは周囲が封印するのも無理はないわ 藤子不二雄なんて毛沢東物語だからね
中国では英雄だよ 今は朝鮮人が日本人を差別してたとか言い出してるもんな 娘息子が死んでるのに「他人です」は通らんだろ
その後どうするつもりだ 司馬遼太郎もだけど関西系の戦後文化人は
割とリアルに在日社会とかかなり付き合いがあったり知ってたりして
興味深い作品残してたりするね
たかじんとかもこの作品の主人公と似たような行動を
リアルでやってたわけで ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています