絶滅のおそれのある生物リスト(レッドリスト)を作成していることで知られる国際自然保護連合(IUCN)などの環境団体が連名で「世界の爬虫(はちゅう)類の20%が絶滅の危機に瀕している」という調査結果を発表しました。

分析の結果、全体の約21.1%にあたる1829種が絶滅危惧種(IUCNのレッドリストカテゴリーにおける「危急」「危機」「深刻な危機」に相当)に分類されました。絶滅危惧種と分類された種の中でも特に有名なものは、キングコブラ・ガラパゴスウミイグアナ・インドガビアルなどで、目レベルではカメ目(57.9%が絶滅危惧種)やワニ目(50.0%)が最も絶滅危惧種が多い種に匹敵すると特筆されており、科レベルではイグアナ科(73.8%)やコブトカゲ科(60.0%)が特に危機的状況とのこと。
https://gigazine.net/news/20220508-one-fifth-of-reptiles-face-extinction/