千代の富士「若貴ブームは2人だけど、ウルフフィーバーは俺1人」SNSで再脚光を浴びた大横綱の肉体美と“視聴率65.3%”の伝説
2022/05/08 11:02
現役時代の千代の富士(1983年九州場所)。上半身にまとった“筋肉の鎧”、そして鋭い眼光と、他の力士とは明らかに異なる圧倒的なオーラを放っていた
荒井太郎
荒井太郎
text by
Taro Arai
photograph by
Getty Images
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「カッコイイと思って思わず保存したけど、なんて言う名前の力士なんですかね? 無知ですみません」
2枚の写真が添付された、あるツイートをきっかけに、40代半ば以上の世代ならおそらく誰もが知っているかつての大横綱が最近、SNS上で大きな話題となった。
キリっと引き締まった表情の目からは鋭い眼光が放たれ、力感たっぷりに両こぶしを握って仕切るときの胸や肩から上腕にかけての筋肉の隆起は、まさにギリシャ彫刻を思わせる美しさ。写真からでもピンと張り詰めた緊張感が伝わってくる。横綱土俵入りの雄姿も凛々しく、思わず惹き込まれてしまうほどだ。
https://number.bunshun.jp/articles/-/853137?page=1