一匹も見たくない!コバエはどこから来るの?知っておきたい退治方法&侵入経路
寒い時期が続くと、暖かい日が恋しくなります。
だけど、暖かくなってくるにつれて増え始めるコバエはどうしても苦手です。
家事を済ませてのんびり読書タイムを楽しんでいるときに「プ~ン」と飛び回られると、あっという間に本の世界から現実に引き戻されてしまいます。
よし、今年は早めのコバエ対策をするわよ! ということで、コバエ退治の方法を調べてみました!
コバエの種類と発生しやすい場所
コバエとは、家やオフィスなど、ワタシたちの身近で見られる小さなハエの総称のことで、「コバエ」という名前のハエは存在しないそうです。
コバエのうち、代表的な4種類を見てみましょう。
【ショウジョウバエ】
大きさ:2mmほど
特徴:目が赤く、体は黄赤色
発生しやすい場所:生ゴミ
【ノミバエ】
大きさ:2mmほど
特徴:動きが素早く、体は黒褐色
発生しやすい場所:生ゴミ、排水溝、ペットの排泄物
【チョウバエ】
大きさ:5mmほど
特徴:動きが遅く、体がもこもこしている
発生しやすい場所:トイレや風呂、洗面所の排水溝
【キノコバエ】
大きさ:2mmほど
特徴:他のコバエに比べて体が細く、脚がよく発達している
発生しやすい場所:観葉植物や、観葉植物の土に生えるキノコなど
コバエは繁殖力が強く、一生に数百個もの卵を生むといわれているため、1匹でも見かけたら油断はできません。
しっかり退治しましょう!
コバエを退治する効果的な方法
コバエを退治する方法は、いくつかあります。
■めんつゆトラップ(お酢トラップ)
めんつゆトラップ(お酢トラップ)とは、「めんつゆ」もしくは「お酢」を使った方法です。
使い終わったペットボトルを1/5ほど切って、底部分を小さな容器として使用します。
1cmくらい水を入れて、めんつゆ(もしくはお酢)を同じ量だけ入れ、そこに食器用洗剤を数滴垂らして完成です。
コバエが発生しやすい場所に置いておきましょう。
コバエの体は普通であれば水を弾くようになっていますが、食器用洗剤の界面活性剤の効果で、水を弾くことができなくなります。
すると、めんつゆの匂いにつられてやってきたコバエは、トラップにかかって逃げられなくなるというわけです。
■捕獲タイプの殺虫剤
めんつゆトラップはこぼすのが心配という人は、販売されている捕獲タイプの殺虫剤を使うのもおすすめです。
ただし、捕獲タイプの殺虫剤はチョウバエやキノコバエには効果がないこともあるそうなので、他の方法と併用するのがいいかもしれません。
■スプレータイプの殺虫剤
見掛けたコバエを駆除したいときは、スプレータイプの殺虫剤であれば、その場ですぐにコバエ退治ができます。
これらの方法の他にも、排水溝などの掃除、密閉可能なゴミ箱を選ぶ、ゴミ袋の口はしっかり閉じる、鉢植えの土の上の方だけ無機質の用土にするなど、そもそもコバエを発生させないための対策も合わせて行うと効果的です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/87fbdc4c33f7ebf791a87e8d37d16f991089df15