なお去年までと比較したグラフ
https://i.imgur.com/M7ZmHpu.png

ロシア、388万人が国外へ 反プーチン・生活苦…わずか3カ月で
https://news.yahoo.co.jp/articles/67527f425af8bf58aa25355ec53897804a9053da
 ウクライナに侵攻中のロシアで、国民が国外に出る動きが急増している。独立系メディアが6日、連邦保安局(FSB)の統計として、
今年1〜3月に約388万人が国外に出たと伝えた。渡航先は旧ソ連の構成国が多く、前年同期の5倍近くにふくれた国もある。
今後も人材の流出が続けば、ロシア社会に大きな打撃となる可能性もある。

 国外に拠点を構えるロシア系独立メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」が報じた。観光や出張なども含まれているとみられるが、
これまでも「プーチン政権に賛同できない」「制裁で国外とのビジネスができない」「生活が苦しくなる」といった理由で、
若者を中心に国外に脱出する動きが伝えられていた。まとまった数字が明らかになったのは初めてとみられる。

 渡航先別で見ると、ジョージア(グルジア)は3万8281人と前年同期比で4・5倍。
新型コロナウイルス対策による渡航制限があったカザフスタンは20万4947人と同1・6倍に増えた。

 アルメニアは13万4129人と昨年1〜4月と比べて3倍に急増した。ウクライナには32万8435人で微増だった。

 欧米の制裁の影響で、今後、ロシア経済の状況は一層厳しくなるとみられており、
ビザが不要な国を中心に、さらに人材の流出が続く可能性がある。