● チャットメッセージの「落とし穴」 意図が間違って伝わり悲惨な結果に…

 「もうこの仕事はやらなくていいよ」

 もし上司からチャットでこのメッセージが送られてきたら、あなたはどう感じるでしょうか?

 この部下の方から話を聞いたところ、彼はこのチャットを見て、「自分はこれだけ頑張っているのに仕事から外された。
無能だから必要ないと思われてしまった」と、怒りと悲しみを覚えたとのことでした。

 確かに、この言葉は見方によっては「君に任せたけど、君の力では無理そうだから他の人にやってもらう」という意味にも解釈できます。

 また、彼は「あの人は対面で会うといい人なんですが、チャットの言葉はかなり冷たいので、本当はどんな人なのかが分からなくなりました」とも話していました。

 それ以来、彼は上司に不信感を覚えるようになり、オフィスに出社したときもその上司とのコミュニケーションを避けるように。
次第に二人の間に険悪な空気が漂い始め、彼はそのストレスに耐え切れずに退職に至ったのです。

 後日、この上司の方と会う機会があり、その話をしたところ、自分の意図が間違って伝わったことに驚いていました。

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