総務省が10日発表した2021年の家計調査報告によると、2人以上の世帯の平均貯蓄は前年比5・0%増の1880万円だった。増加は3年連続で、比較可能な02年以降で過去最高となった。コロナ禍で外出が減り、支出をせずにお金をため込む傾向がみえる。
総務省統計局によると、21年は外食やパック旅行などの支出が減少した。コロナ禍で消費支出全体が減少する中、こうした娯楽関係の支出が減り、預貯金に回ったとみている。
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASQ5B65GVQ5BULFA027.html?iref=sptop_BreakingNews_list