「全て失っても止められず」大麻が入り口に…増える若者の薬物依存 求められる社会復帰の受け皿

違法薬物の中でも今、特に「大麻」が広がりをみせている。
広島県警が、2021年に大麻関連で検挙した人数は過去最多の64人となった。その内、約7割を占めるのが30歳未満の若年層だ。
4月にも、大麻草16株を栽培、末端価格約10万円分の乾燥大麻などを所持していた男が逮捕される事案も発生。
SNSの普及などにより、薬物の入手は容易になっている。

軽い気持ちで手を出してしまったことから、依存症との長い闘いに苦しむ人に話を聞いた。

(中略

大麻は違法薬物であるにも関わらず、煙草の延長のように軽く考えられがちだが、他の薬物への入り口「ゲートウェイドラッグ」とも言われている。

ちょっとした好奇心や、仲間に誘われて断り切れなかったりなど、きっかけは様々でも、薬物は脳に作用して自分の意志ではどうしようもなくなってしまうという怖さがある。

また依存症の人が社会復帰を果たすには、社会の受け皿も必要だ。
薬物に限らず、失敗しても受け入れ、支え合える、そして何度でもやり直せる社会作りが重要なのではないだろうか。

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https://www.fnn.jp/articles/-/353395