アメリカ・イリノイ州の郊外に建つ私立大学のリンカーン・カレッジが、2022年5月13日をもって閉校とすることを明らかにしました。同校は閉校の理由を新型コロナウイルス感染症(COVID-19)やランサムウェア攻撃による混乱および学生数の減少、それらに伴い発生した財政難だと説明しました。

ホームページには「リンカーン・カレッジは1887年の経済危機、1912年のキャンパス大火災、1918年のスペイン風邪、大恐慌、第二次世界大戦、2008年の世界金融危機など、多くの困難で厳しい時代を生き抜いてきましたが、今回は違います」と記されています。

リンカーン・カレッジは2019年に記録的な数の学生が入学して学生寮の収容人数が史上最大となるなど良好な状況でしたが、COVID-19のパンデミックが多大な影響を及ぼし、学生募集や資金調達といった経営面や、スポーツイベントを始めとするすべてのキャンパスライフに変化が訪れたとのこと。
https://gigazine.net/news/20220511-lincoln-college-close-covid-ransomware/