2022年5月10日、韓国・中央日報は「退任したばかりの文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が、
月城(ウォルソン)原子力発電所1号機の早期閉鎖など脱原発政策と関連し職権乱用の疑いで告発された」と伝えた。
脱原発に反対する複数の市民団体が10日午後、大田(テジョン)地検に告発状を提出し、記者会見を開いた。
団体側は告発状で、文前大統領が17年6月の「古里(コリ)原発1号機永久停止宣言式」に出席し脱原発の基本方針を宣言した際、
「寿命が尽きた原発の稼働を延長するのは、船舶の運航期限を延長したセウォル号と同じ」だと発言したこと、
「11年の福島第一原子力発電所事故により16年3月現在、1368人が死亡した」と虚偽の事実を述べたことを指摘。
これは「大統領という身分を利用し、月城1号機をセウォル号になぞらえ、法的な手順を踏まずに脱原発政策を強行する意思を
表明したもの」だと主張している。
https://news.nifty.com/article/world/china/12181-1625581/