スティーブン・スピルバーグ監督のオスカー受賞作『シンドラーのリスト』(1993年)で印象的な幼女を演じた女性が、
いまポーランドでウクライナからの難民を助けている。わずか3歳で「赤いコートの少女」に扮したオリビア・ダブロフスカだ。
今のダブロフスカ(32)はコピーライターだが、この3月からは戦火を逃れたウクライナの人々の支援にボランティアで走り回っている。
「あの少女は希望の象徴だった。もう一度、彼女をそうする」。ダブロフスカは映画のスチール写真と共に、そうインスタグラムに投稿した。
『シンドラーのリスト』は全編がモノクロで撮られているが、ダブロフスカの演じた少女のコートだけが鮮烈な赤い色を放つ。
この少女は、虐殺されたユダヤ人が罪のない存在だったことの象徴だ。
ポーランドの古都クラクフ出身のダブロフスカは、ポーランド国境に到着した難民を援助するボランティアグループを率いており、その活動内容をインスタグラムでフォロワーに伝えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2786a0c11ef5d83057af34307c5acbaf4c4b62a