米ツイッター、幹部2人が退任 採用も凍結
米ツイッターのパラグ・アラグワル最高経営責任者(CEO)は12日、上級幹部2人が退任すると、従業員に宛てた社内メモで明らかにした。米電気自動車テスラのイーロン・マスクCEOによる440億ドルの買収が発表されてから、大規模な人事刷新となる。
さらに、大半の採用を一時停止するほか、全ての採用の内定を見直し、「撤回すべき」決定があるかどうか見極める方針を示し、採用やコストなどを巡り引き続き注意深く対処していく必要があると述べた。
ロイターは社内メモを確認した。
退任する消費者部門の幹部は、育児休暇中に「退任を求められた」とツイッターに投稿した。もう1人の幹部も「自分も解雇されたことを明確にしたい」と投稿した。
アラグワル氏は、ユーザー数の伸びと収益目標を達成できなかったことが今回の決定の一因であると説明。「チーム、雇用、コストについて考えていく必要がある」と述べた。
同社は2023年末までに年間売上75億ドルと1日当たりユーザー数3億1500万人を確保するという目標を掲げていたが、直近の決算発表でそれを取り下げた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb016d0b29609f8ad935f5f8d0294af06a394342