300人未満の労組、賃金改善2000円超える 01年以来初

機械、金属など中小メーカーの労働組合が中心のものづくり産業労働組合(JAM)は4日、
2022年の春季労使交渉の最新状況を発表した。1日までの集計で、
組合員300人未満の労組のベースアップ(ベア)に相当する賃金改善額は2023円で、
01年の集計開始以来初めて2000円を超えた。人手不足を背景に賃金の上昇が続いている。

21年の同時点の賃金改善額1392円を大きく上回った。全体の賃金改善額は1974円で、
これも01年以来で最高だった。中小の賃金改善が顕著で、組合員300人未満の労組のうち、
前年の5.2倍の26団体が賃金改善額を4000円以上と回答した。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC042ZP0U2A400C2000000/