A そう見えるかもしれないが、それには理由がある。一つには伝統的に中国はロシアとの関係が深い。もう一つ、より大きな背景を説明しよう。世界は過去数百年、西欧諸国の文化、経済、軍事的な影響力の中にあった。そうした時代を私は「海洋時代」と呼ぶ。海を通じて他国を支配し、植民地化した時代だ。海軍力を背景にした英国、そして米国による「平和」もそうした時代の産物だ。しかし、もはや「海洋時代」は終わろうとしている。そして、中国、ロシア、インドといった国が大陸を通じて連結を深める「新大陸時代」が来るというのが私の考えだ。
A 中国はウクライナとも良好な関係を維持してきた。主権や領土は守られるべきだというのが中国の立場だ。ロシアには大陸国家としての未来があるが、今回はウクライナで力によって問題を解決しようとする古い手法を使った。こうしたやり方に私は賛成しない。もし、私がプーチン大統領のアドバイザーなら、「停戦すべきだ。中国のやり方に学び、合理的な選択をすべきだ」と言うだろう。 0007番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 4faf-EWun)2022/05/14(土) 10:53:52.83ID:7vWNzxAX0?2BP(1000) Q 「中国のやり方」とはなにか?
A 国際関係における問題を経済的、社会的な相互関係を深めることで解決していくというものだ。(中国が進める巨大経済圏)「一帯一路」は、その典型だ。もともとロシアとウクライナは人的にも経済的にも結びつきが深かった。ロシアは分裂を広げるよりも、結びつきをより強化するよう努力すべきだった。プーチン氏のやり方は間違っていたと思う。武力を使って、関係を切り離してしまった。これは良い方法ではないし、合理的でもない。