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大坂なおみ、 “エージェントになりたい”という言葉を現実に。IMGを離れて自身の事務所を設立と報道

5月12日、スポーツビジネスを扱うニュースサイト「スポルティコ」は、大坂なおみ(フリー/世界ランク38位)が、所属事務所「IMG」を離れ、自身の事務所「Evolve」を設立する意向を明かしたと伝えた。

大坂は、「スポルティコ」のクルト・バーデンハウゼン氏に送ったメールに「私は、期待されていないことだとか伝統的なことだと言われても、自分のやり方で物事を行うことにキャリアを通してやってきました。「Evolve」は、アスリートとビジネスウーマンをこなす私の旅の、自然な次へのステップなのです。自分らしく、自分のやり方でやり続けるための方法です」と綴っているという。

大阪とIMG社は、2021年末に契約が満了に。契約を更新せず。元IMGのスチュアート・ドゥグッド氏とともに、新事務所を立ち上げたとのこと。さらに、同サイトは「ビジネスパートナーのスチュアートと一緒にスタートできることに興奮しています。この会社のビジョンとして、自分たちのビジネスを本物かつ戦略的に構築したのと同じアプローチを用いることが私たちの計画です。私は、アスリートには、プラットフォームを利用して有意義なビジネスを推進する力があると強く信じています」という言葉も紹介している。

そして同日、大阪はSNSを投稿。「君は長い道のりを歩んできた。道中、いくつかの問題があったとしても、君は素晴らしいことをしているとわかってほしい」という言葉を、ビジネス・パートナーのドゥグッド氏のアカウントにメンションしている。そして、その投稿に付けた、かつて自身が語ったコメントをつなぎ合わせた動画では、「若い頃、2年前くらいから、自分の歴史に残るようなものを一つでも正しいことができるようになりたいという思いがありました。だから、日本人で初めてスラムを制覇することが目標だった。でも、それ以外にもやりたいことがあったんです。テニスをやっていなかったら、海洋生物学者にでもなろうと思っていたかもしれませんが、数学が得意でないといけないと聞いたので、それは無理かもしれません(笑) それはちょっと違うかな。スポーツが好きだから、最終的にはエージェントになりたいかな」と語られている。
“エージェントになりたい”今回の会社設立は、長年持っていた夢を叶えるものだったようだ。