https://www.sankei.com/article/20211205-NNVE2TUYZFNGTAURAHRO3TNMA4/

「トラ トラ トラ」 真珠湾攻撃80年

ハワイ・オアフ島の真珠湾(パールハーバー)に停泊する米戦艦群を攻撃し、日米開戦の火蓋を切ることになった「真珠湾攻撃」から8日で80年を迎える。

1941(昭和16)年12月7日午前7時49分(日本時間8日午前3時19分)、日本海軍の空母6隻から飛び立った水平爆撃隊と雷撃隊(九七式艦上攻撃機)、急降下爆撃隊(九九式艦上爆撃機)が魚雷や爆弾を投下した。敵の迎撃に対する戦闘機(零式艦上戦闘機)も加わった。米軍は2波にわたる攻撃で戦艦4隻が撃沈、4隻が中大破、戦闘機などの軍用機約230機を失うなど、太平洋艦隊に大打撃を与えた。
濛々(もうもう)と黒煙を上げる真珠湾を眼下に飛行する九七式艦上攻撃機、魚雷が命中しあがる水柱、激しく炎上して崩れる米戦艦…。産経新聞グループの潮書房光人新社が発行する軍事雑誌「丸」には、日米両軍が撮影した貴重な写真が残されている。膨大なアーカイブの中から、真珠湾攻撃を詳細に記録する歴史的な写真を厳選して紹介する。