(*´ん`)「24ヶ国語話せるけど高卒でカーペット清掃員(時給2600円)の底辺やってる」 [377482965]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
24ヵ国語を操る「ハイパー・ポリグロット」の男性に密着してみたら(クーリエ・ジャポン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c8e03bf5f726055be16248ee022bcacff5a2850
ヴォーン・スミス(46)は、およそ24ヵ国語を操る。母国語レベルなのは英語、スペイン語、ブルガリア語など8ヵ国語で、日本語は初級レベルだ。だが、多言語話者であることをひけらかす気は彼にはまったくない。職業は、カーペット清掃員なのだ。
【画像】24ヵ国語を操る「ハイパー・ポリグロット」の男性に密着してみたら
ワシントンDCに住むカーペット清掃員のヴォーン・スミスは、時給20ドル(約2600円)でじゅうたんの汚れを洗い落としている。「これは何の染みですか?」と家主に訊ねている。しばらくすると、家主であるケリーがヴォーンに訊ねる。
「それで、何ヵ国語話せるの?」
「どうでしょうね。堪能なのは8ヵ国語です」
彼が話せるのは、英語、スペイン語、ブルガリア語、チェコ語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語だ。ヴォーンは続ける。
「でも、ほかの会話レベルのものも入れたら、あと25ヵ国語くらいできます」
彼はこれでもまだ、控えめに言っている。本人が数えてみたところ、実際はさらに37の言語を知っており、少なくとも24の言語でかなり長い会話を続けることができる。8つのアルファベットや文字の読み書きができ、アメリカ手話もできる。
さらに、メキシコのナワトル語からモンタナ州のセイリッシュ語まで、独学で先住民の言葉も学んでいる。オランダ語やカタルーニャ語のアクセントの質は、オランダやスペインの出身者たちを驚嘆させる。
11以上の言語を操る「ハイパーポリグロット」
外交官や大使館員にあふれ、通訳者が高い給与を得ることができ、堪能な語学力が重宝されるワシントンDCでは、ヴォーンは秘密を抱えた碩学だ。
私(記者)はヴォーンに会うまで、いくつもの言語を話せる人を指す「ポリグロット」という言葉を聞いたことがなかった。ポリグロットよりはるかに珍しいのが、「ハイパーポリグロット」で、専門家によれば、11以上の言語を話す人々を指す。
ヴォーンはどうやって多数の言語を操るようになったのか。彼の脳内では何が起きているのか。それだけでなく、なぜカーペット清掃業で生計を立てているのか。私はヴォーンに2ヵ月間取材させてもらうことにした。
ヴォーンは誰かを感心させたいわけではない。話せる言語の数を数えたのも、私に頼まれたからにすぎない。彼自身にとっても、その理由はずっと謎だった。ただ、名前や数字、日付や音を、人よりずっと早く覚えられることは自覚している。
「まだいくつか染みがありますね。あれも処理してかまいせんか」と、ヴォーンが言う。注目を浴びているのが落ち着かないのだ。彼は四つん這いになり、カーペット洗浄機の電源を入れる。その後は、マシンの音がうるさ過ぎて誰も話すことができなくなった。
バイリンガルの家庭に育って
ヴォーンは幼い頃、世界には2つの言語があるのだと思っていた。父親が話していた英語と、母親が話していたスペイン語だ。
しかし、メリーランド州で育ったヴォーンは、スペイン語を使わないようにしていた。自分はほかの子どもたちと違うと感じたくなかったからだ。彼はただでさえ、肌の色が褐色だった。また、ほかの子たちが特定のことになぜ笑うのかわからなかったし、自分には理解できない教師の指示をほかの子たちがなぜ理解できているのかもわからなかった。スペイン語は、ヴォーンが最初に持った“秘密”だった。
父方の遠縁たちがベルギーから訪ねて来たとき、ヴォーンはそれまで聞いたことのない言葉を聞いた。話が理解できない状況になったことに、どんどんいら立ちを募らせていったという。
「自分もあの能力が欲しいって思ったんだ」と、彼は振り返る。
それ以降、彼は出会う言語すべてに夢中になっていった。母親のフランス語のレコード、父親が便利屋の仕事で見つけたドイツ語の辞書、クラスに転入してきたソ連出身の少年……。その頃には、図書館がお気に入りの場所の一つになっていた。そこでロシア語の入門書を借り出した。
ほどなくして、ヴォーンは食料品店でロシア人の女性が話しているのを聞いた。ヴォーンはこう話しかけた。
「こんにちは。お元気ですか」
そして、ロシア語を学ぼうとしているのだと説明した。このときに女性の顔がパッと明るくなったのが、嬉しかったという。
学校では問題児扱い
一方、教師や両親にはしばしば失望されていた。授業中に音読で自分の番になると、違う文章を読んでしまう。授業に集中していないという理由で、親に連絡がいく。父親には、また母親の家に戻されてしまう。ヴォーンはいつも、自分はどこかおかしいのではないかと感じていた。母親のサンドラ・ヴァルガスは、当時をこう振り返る。
「私自身、あの子がもっとうまくやれるように導く方法をわかっていませんでした」
母親は当時20代前半で、離婚手続きの最中にあり、ヴォーンとその兄を米国という異国で育てている状況だった。ヴォーンがほかの子どもたちとうまく付き合えていないことに気付いたとき、サンドラは息子を心理学者に診てもらったが、「ムイ、ムイ、インテリヘンテ(とても、とても知能が高い)」と言われただけだった。
息子が大きくなるにつれ、事態がもっと複雑であることがわかった。サンドラはこう話す。
「頭脳だけでなく、心も特別なんです。そして、そこが問題でした。ヴォーンはとても繊細な心の持ち主だからです。それに、『自分は必要とされていない』、もしくは『愛されていない』と考えてしまいがちです」
14歳になるころには、ヴォーンはふたたび父親と暮らしていた。ワシントンにある多くの大使館からそう遠くないアパートだった。ここでは、もうクラスメートと違うことを恐れる必要はなかった。ヴォーンが通ったウィルソン高校には、世界各地の出身の生徒が通っていたからだ。彼はすぐに溶け込んだ。
学校にはブラジル人の生徒が何人もいたので、ヴォーンはポルトガル語を学び始めた。また、ルーマニア語を話す兄弟とも友達になり、内気なエチオピア人の少女にはアムハラ語を教えてほしいと頼んだ。
週末には街の中心部にあるマーティン・ルーサー・ジュニア記念図書館に行った。ワシントンDCで一番、言語系の本が揃っていたからだ。ヴォーンいわく、本で何かを読むときはいつも、内容をほぼ完全に覚えることができるという。週明けに学校に戻ると、前の週以上に話したいことが増え、理解できることも増えていた。
学校という、それまでなじめなかった環境で、ヴォーンは誰にもできないやりかたで周囲とつながりを築けるようになった。
ところが、17歳になると、母親はヴォーンをメリーランド州に連れ戻した。新しい学校ではロシア語の試験を受け、最上級レベルのクラスに編入する。それまで一度もロシア語の授業を取ったことがないにもかかわらず。
職を転々とするように…
ヴォーンの学歴は高卒だ。医療助手になるための専門学校を受験したが、結果は不合格だった。
「そのことがあってから、進学にはすっかり見切りをつけたよ。あれで本当に終わりだった」
そうして、職を転々とする人生が始まった。塗装工やバウンサー、コンサートの設営スタッフ、飲料配達員の仕事もした。友人に勧められてユーチューブチャンネルも始めたが、一時的にうつ状態に陥ってからは動画の撮影をやめてしまった。
また、一時期はIMF職員の未亡人の犬の散歩係をしていた。彼女はその後も、ヴォーンを自宅の管理人として雇い続けたが、それが彼の言語能力を活かせる一番の仕事だった。あらゆる東欧の言葉を、ヴォーンは訪問客から習得していった。 >「これは何の染みですか?」と家主に訊ねている。
えっちだ
言語を「話せる」とは何を指すのか
高校以降、ヴォーンはどの言語でも検定試験を受ける機会がなかった。それに、言語を学べば学ぶほど、一つの言語を「話せる」という定義の複雑さを考えるようになったという。
「堪能」や「会話レベル」といった表現はよく使われるものの、絶対的な定義は存在しない。政府や学術機関による検定試験は、多くの場合、あらたまった場で話すための能力に重きを置いている。しかし、異文化を理解するために必要な、スラングやくだけた言葉、感情表現には力を入れていない。言語では、どの側面が最も重視されるべきなのだろうか。
ハイパーポリグロットの技能をテストした最も有名な事例は、1990年に開催されたコンテストで、ヨーロッパで最も使用言語数の多いマルチリンガルを見つけようとするものだった。参加者は、それぞれの言語の母語話者か上級話者と会話をし、点数を付けてもらう。優勝したのは22ヵ国語を話すスコットランド人のオルガン奏者でギネスブック世界記録を樹立した。その後、2019年に亡くなるまでに、さらに少なくとも8ヵ国語を習得したとされている。
その後、ギネスは59の言語を話すと主張する別のハイパーポリグロットによって塗り替えられたが、この人物はあるテレビ番組に出演して多くの言語で質問に答えられず、表舞台からほぼ姿を消した。彼に関しては、偽物だったと考える人もいれば、重圧のせいでパニックを起こしただけだと考える人もいる。
最も有名なハイパーポリグロットの多くは、「いくつの言語を話せますか?」という質問を受け付けない。なぜなら、この質問は言語レベルの微妙な差異を無視しているからだ。しかも、テレビ番組に出演すれば、23の言語を流暢に話せると宣言させられたり、中国語の早口言葉を暗唱させられたり、トルコ語で別れのあいさつをさせられたりする。それも、コマーシャルの時間までに。センセーショナルに取り上げられて、見せ物にされてしまうのだ。 言語能力ある人ほんと羨ましい
英語の塔を積み上げる人じゃないけど、いくらやっても忘れるし、相手の言うことを理解できないし、なんで喋ればイイのかわからない カルロス・ゴーンといいすごいよな
俺の勉強のやり方が駄目なのか >>6
そもそもの最低時給が15ドルくらいあるからなアメリカの大都市だと 凄え化け物だなちょっと難しい今3ヶ国語勉強してるけどきつい人間か >>11
脳の構造が違う
第39野と40野が異様に大きいんだと思われ スペイン語とポルトガル語とイタリア語を喋れるとかいうのは1言語でカウントするべきだよな
これらは日本でいうと方言の差なんだから 何年勉強しても英語すら習得できないのに羨ましい限りだ 絨毯洗うだけで時給2600円とかマジかよ
日本なら最低時給張り付きの仕事なのに 話せても話しかけられないよね
日本語できてもそこいらの日本人に話しかけたら捕まるじゃん この記事好きな人はウィキでウィリアムズジェイムズサイディズとかも読むといい
天才すぎてこの世に失望して電車マニアになった人 時給2,600円とか日本なら上級やん(´ ・ω・`) >>29
映画「グッド・ウィル・ハンティング」とかも好きそう 普通に観光でも日本に遊びに来てくれ
勉強法聞きたい 役員だけどコンビニでバイトしてるみたいなコピペあったな >>23
それならお前も他方言の一つでも話せよボケ たまにいるんだよな その国行って3週間くらいでペラペラなるやつ
たぶんこいつも勉強とかしてないよ そのタイプ >>2
悲しくなる嫌味はやめよう…
ほんと貧乏になったな俺ら 時給2,600円は結構なもんだろ
俺でも3,000円だもん >>39
いや本文見たらかなり勉強してるって分かる
この人は元々の記憶力の良さと相まってそれだけ話せるようになった ヒスパニックは言語能力高いからな
移民してきたやつらはそもそも英語スペイン語デフォルト装備だし
それでもなかなか彼らは成り上がれないけどな 日本でも何ヵ国語もペラペラなスーパー高性能外国人(非白人)が底辺タクシー運転手やってたな
特集してたテレビ的には外国人客を案内できるから転職だと美談扱いしてたけど >>38
関西弁と標準語と博多弁喋れるけどトリリンガル名乗っていいか? アメリカだと清掃でも2600円出るんだな…一方ジャップは800円、物価は上がる一方・・・ >>8
(´・ω・`)断片的に読んでたもんだから
(´・ω・`)てっきりシミだけで何こぼしたか分かる程にスミスすごい的な記事だと思ったら >>48
そうなのか ろくに読まずにすまなかった ありがとう >>52
800円は違法だよ。普通に950円くらい出る 英語が母国語の奴は他の言語もどうにかなる土壌があるが
日本語が母国語の日本人じゃ相当厳しい この仕事底辺じゃないだろ
洗ってる絨毯が多分高いやつ >>58
北海道弁や沖縄弁は外国語扱いでいい
まるっきり違うし すげえな
日本は学歴学歴うるさいけど高卒でも高待遇じゃん
これじゃ大卒で手取り18万とかやってる大卒が馬鹿みたいだな
必死こいて早慶とか行ってる馬鹿w >>64
あっちの最低賃金ベースでみたら日本でいう時給1200円のコンビニバイトみたいなもんだぞ
>>65
COBOLで「あなたは馬鹿ですか?」ってなんて言うの? 通訳したほうがよくないか?
カーペット掃除が好きなん >>67
前提条件としてBAKAとANATAがていぎされているものとして
IF ANATA=BAKA ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています