県内では16日、合わせて180人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表されました。
一日に発表される新規感染者数が200人を下回るのは35日ぶりです。

16日、県内で発表された新規感染者の数は180人で、先週の月曜日と比べて153人少なくなっています。

一日に発表される新規感染者数が200人を下回るのは先月11日以来、35日ぶりです。

年代別では「10歳未満」と「10代」が合わせて80人で全体のおよそ44%を占めていて、引き続き若い世代での感染が広がっています。

自治体別では、長崎市で67人、諫早市で29人、大村市で18人、佐世保市と南島原市でそれぞれ15人、川棚町で8人、雲仙市で7人、島原市と長与町でそれぞれ4人、平戸市、松浦市、波佐見町でそれぞれ3人、五島市で2人、壱岐市、時津町でそれぞれ1人となっています。

新たな感染者の集団=クラスターの発生も相次いでいます。

長崎市で、会食に参加した大学生9人、市内の別の大学のサークル活動で学生5人、南島原市の学校で関係者8人が16日までに感染したことが確認されています。

また、佐世保市の学校で関係者8人の感染が確認され、クラスターとみられています。

すでに公表されていたクラスターでは、長与町の高齢者施設と松浦市の高齢者施設で、それぞれ新たに職員1人の感染が確認されました。

長崎県は、引き続き感染対策を徹底するとともに、体調が悪い場合は速やかに電話などで医療機関に相談するよう呼びかけています。

長崎県 新型コロナ180人感染 35日ぶりに200人下回る
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20220516/5030014751.html