コンパクトな車体でバリエーションも豊富な自転車「ミニベロ」とは
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コンパクトなだけじゃない「ミニベロ」ならではの特徴
自転車にはさまざまな種類があり、各メーカーから数多くのタイプの自転車がリリースされています。デザインや機能も多岐にわたり、いざ「自転車が欲しい！」と思っても、何を選べばいいのか迷ってしまうの
ではないでしょうか。
【画像】小径ホイールの自転車「ミニベロ」を見る（7枚）
「ミニベロ」は小さいタイヤでコンパクトな車体、扱いやすくデザイン性も高いバリエーション豊富な自転車
つい見た目や価格で選んでしまいそうな自転車ですが、そこは要注意です。通勤・通学や買い物などで日常使いをするのか、サイクリングやフィットネス、アウトドアなどの遊びや趣味として楽しむのか。自転車は目的に合わせて
開発されているので、自分の用途に合わせた種類を選ぶことが重要です。
今回は、小さめのタイヤが特徴的な「ミニベロ（mini velo）」（小径車）について見てみましょう。コンパクトな設計でデザイン性も高く、スポーツ性の高いモデルなども揃うバリエーション豊富なジャンルです。
「ミニベロ」を大まかに言うと、タイヤサイズが20インチ以下の大人用自転車を指します。
20インチから、18インチ、16インチ、中には12インチといったかなり小さいタイプも存在します。よく街で見かける一般的な「シティサイクル」のタイヤサイズが26インチや27インチなので、比べてみると車体自体もかなり小さくなっています。
タイヤが小さいのでペダルを余計に漕がなければ進まなのかと思われがちですが、そんな
ことはありません。ペダル1回転で進む距離は前後のギアの比率で決まるので、タイヤサイズが大きい自転車と変わらずに進むことができます。
車体が小さいので小柄な人でも扱いやすく、保管場所のスペースもコンパクトで済むという
魅力もありす。なにより、都会的なイメージにもマッチする、デザイン性を重視したオシャレなモデルが多いのも特徴です。
クラシカルテイストのミニベロも多く存在する。写真はブリヂストン「クエロ」シリーズ（画像提供／ブリヂストンサイクル）
ただ、そのサイズに比例して装備できるカゴのサイズも限られるので、買い物用など荷物を
運ぶ前提として使うには注意が必要です。
さらに、小径タイヤは路面状況の影響を受けやすく、タイヤサイズの大きい自転車に比べて
安定性に欠けることも気をつけたいポイントです。とくに、12インチまで小さくなると走行中に段差を乗り越える衝撃がハンドルや車体に思わぬ動きを与え、転倒につながる危険性もあるので、そうした場面ではいつも以上に
速度を抑えるなど、ミニベロだからこそより注意が必要なこともあるのです。
大まかに「ミニベロ」を紹介しましたが、「ミニベロ」の中にも速度重視スポーツタイプや、ツーリングも意識したモデル、アウトドアも楽しめるMTBタイプ、街中で乗ることをイメージしたアーバンタイプなど、じつはバ
リエーションも豊富です。目的に合わせて最適な1台を探してみてはいかがでしょ
うか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c3fb7fb7a8428e08e3b44603b043c6735f85f0e
