撤去自転車を職員殴って奪還 イラン人逮捕
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今年３月、大阪市内にある撤去自転車の保管所で職員の男性らを殴ってけがをさせ、自分の自転車を奪還したとして、イラン国籍の５４歳の男が１８日、府警に逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、大阪市西区に住むイラン国籍の飲食店経営、マシュハディ・アブドルラハアマン・サイード容疑者（５４）です。
府警によりますと、サイード容疑者は今年３月、路上から撤去され大阪市港区の市岡自転車保管所に移動されていた自分のマウンテンバイクを取り戻そうと、保管所の副所長の男性（当時６７）ら２人の頭や顔を殴ってけがをさせ、自転車を奪った疑いです。男性２人は頭や顔に軽いけがを負いましたが、命に別条はありません。
サイード容疑者は犯行のあと逃走し、警察が行方を追っていましたが、保管所の職員が手元に控えていた自転車の防犯登録がサイード容疑者の名前だったため、容疑者を特定したということです。
府警の調べに対し、サイード容疑者は「私の自転車を取り返したことは間違いありませんが、相手に当たったかは覚えていません」と容疑を一部否認しています。
