県内では17日、あわせて490人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表されました。
全体の半数近くが10代と10歳未満で依然として若い世代の感染が広がっています。

17日県内で発表された新規感染者の数は490人で、先週の火曜日と比べて15人少なくなっています。

年代別では「10歳未満」と「10代」があわせて224人で全体のおよそ46%を占めていて引き続き、若い世代での感染が広がっています。

自治体別では、佐世保市で139人、長崎市で118人、大村市で59人、諫早市で41人、島原市で24人、雲仙市で18人、川棚町で17人、松浦市で13人、波佐見町で12人、長与町で10人、平戸市と時津町でそれぞれ8人、南島原市で6人、壱岐市と佐々町でそれぞれ5人、五島市で3人、西海市で2人、対馬市と東彼杵町でそれぞれ1人となっています。

県内の学校で新たな感染者の集団=クラスターが発生しています。

長崎市では私立高校の部活動で生徒6人の感染が17日までに確認されました。

また、佐世保市の学校では、2つのクラスでそれぞれ関係者5人の感染が確認され、いずれもクラスターと見られています。

さらに、すでに公表されているクラスターでは、佐世保市農林水産部で勤務する職員1人の感染が確認され、部での感染者はあわせて12人となりました。

長崎県は、引き続き感染対策を徹底するとともに、体調が悪い場合は速やかに電話などで医療機関に相談するよう呼びかけています。

長崎県 新型コロナ490人感染 半数近くが若い世代
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20220517/5030014764.html