野良見守る猫のまち かほくで住民が団体設立 保護や相談、講演会
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/741902

●市民ぐるみで意識高め

かほく市の住民有志が17日までに、野良猫を不妊・去勢して無秩序な増加を防ぐ「地域猫活動」のボランティア団体を設立した。
同市は、旧宇ノ気町出身の哲学者西田幾多郎が愛猫家だったのにちなんで「猫のまち」を打ち出すだけに、市民ぐるみで猫の命を守る意識を高める。
野良猫の保護に加えて被害に悩む人の相談に応じたり、講演会を開いたりすることで、市全体で地域猫を見守る。

地域猫活動は、捕獲した野良猫に不妊・去勢手術を行って元の場所に戻し、餌やりなどして見守り、繁殖を抑える取り組み。
「捕獲・去勢・戻す・管理」の英語の頭文字をとって「TNR+M」とも呼ぶ。